巷で話題の Clubhouse とは

今回は、2020年アメリカ発のiOSアプリケーション Clubhouse についてのレビューです。招待制サービスであり、新しいSNSということで日本でも最近話題になっています。

簡潔にいうと、フランクなラジオかなと思います。有名人などをフォローしてその人のルームに参加するとリアルタイムで会話を聞くことができ、そういったラジオのような親近感を知人同士でも楽しむことができます。もっとわかりやすく言うと、インスタライブの音声版でしょうか?でも私が、Clubhouseをいいなと思ったのは、テーマを決めてより有意義な話をすることができる、しやすい環境であるということです。

ルームというのは、Clubhouse内のコミュニティになります。その都度色んな方がタイトルにて議題を提示したルームを作っており、誰でも入ることがきます。話し手になる人は決まっているのですが、挙手制度になっており、主催者に承認されると発言権が得られるといったような流れです。ですので、もちろん聴くだけでもOKです。

Clubhouseは現在、iOSのみのアプリケーションとなっています。始めるには電話番号を知っている人からの招待が必要となり、招待が来るとこのようにショートメールでリンクが届きます。

使い始めて2週間ほどなのですが、かなり混み合っていたようで、認証コードがスムーズに届かなかったりと少し時間がかかりました。まだ日本では正式にローンチしたわけではないので英語での説明文のみですが、特に難しいことはありませんでした。

最初に自分から招待できるのは2人で、活用していくと招待できる枠が増えていきます。

私は普段からよくラジオを聴きながら仕事をしているので、そのラジオを最近はClubhouseに置き換えているような状態です。気になるルームがあったらラジオからClubhouseに移行して、というように使い分けています。

先日初めて、主催者となるモデレーターをしたのでそちらの画面もシェアします。この日は知り合いのデザイナーからお誘いを受けまして、デザイン系の話を主にしていました。

事前に時間を決めてルームを作ると多くの人に周知できるので便利です。

時間になってルームを開くとこのように名前の横に緑色のマークが付きます。これがモデレーターの証です。そして、アイコンの周りのベージュの枠線が喋っている人を示すサインです。複数人で話す時も同様にこのマークがリアルタイムで動きます。

他の方のアイコンや名前を伏せるため、キャプチャを編集させていただいたのですが、この時一緒に主催者をしたデザイナーは私の横に、聞いてくれている方のアイコンは私の下に並ぶ形になり、今実際にこのルームに誰がいるのかがわかりやすくなっています。

こちらは別日に知り合いがデザインについてのルームを作っていたので私が入った時のキャプチャになります。

こちらも同様に一部編集させていただいているのですが、先ほど話したようにルームでは挙手制でして発言したいときは挙手をします。それとは別に、主催者から指名されることもあります。こちらの画面のように、指名されますと、このように一緒に話しませんかとお誘い通知が来て、断ることもスピーカーとして加わることもできます。

ルームに入った人の全員が発言権を持っていては、かなりごちゃごちゃしてしまいますが、モデレーターとリスナーという風にしっかり分けられているところが良いと思いました。

モデレーターとして参加すると話を回していくというスキルが付きますし、リスナーとして聴くだけでも気になる業界のことをリアルな声で知ることができ、チャンスがあれば直接質問することができる。私はこの点がかなり良いなと思いました。

現状、話題沸騰が故に招待枠を売るような人も出てきているようでそれは少し残念な傾向にありますが、ハマる理由はわかるなと使ってみて思いました。私自身、他の似たようなオンライン配信サービスはほとんど使わずにいたのですが、Clubhouseの音声のみである点やルームの質に魅力を感じ、毎日何かしら使っています。

いつかはここで書いているようなトピックをClubhouseでリアルタイムでトークしたいと思いました。

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