植物性ミルクとは

そういえば去年の冬頃、スターバックスではミルクをカスタムできるようになりました。カフェやレストランでも、普通の牛乳からデイリーフリーのミルクに変えることは当たり前になりつつあります。注目が高まってきている植物性ミルクのこと、あなたはどれくらいご存知ですか?

よく聞くものだと豆乳、最近ではアーモンドやオーツミルクとバリエーションは豊富です。他にもライスミルクやココナッツミルクなど。調べてみるとたくさんありました。

ではまず豆乳から。そのまま訳してソイミルクともよく言いますが、豆乳は名前の通り大豆からできたもの。大豆を長時間水に浸したものを擦り潰し、煮詰めた汁を漉したもののことです。私は最初、この豆感が苦手で全く飲めませんでしたが、体に良いと知って飲んでみたくなり、スターバックスで1日3回アイスソイミルクを飲み続ける日々を送って克服しました。

体に良いというのも具体的には、豆乳の成分の大豆イソフラボンに着目していました。その時、肌荒れに悩んでおり、毎日口にする物を変えていこうと思い、アイスソイミルクを飲み続けることにしたのです。大豆イソフラボンは、女性ホルモンのような働きをしてくれるので、美肌作りのサポートをしてくれます。

また、牛乳は動物性なのに対し、豆乳は植物性ミルク。どちらも十分にたんぱく質を摂取できるのですが、豆乳は脂質分が少ないコレステロールのない飲み物です。結果、私は豆乳を好きになることもでき、肌質も改善されたので飲んでよかったです。

お次は、アーモンドミルク。こちらも作り方は豆乳と同様、アーモンドで作られたミルクです。最近注目されているミルクだと思うのですが、アーモンドミルクの特徴は、牛乳と比べるとカロリーは低く、コレステロールはゼロ、そして低糖質というヘルシーなところです。今まで気になる時は、カフェだと無脂肪乳に変えたりしていましたが、最近ではそんな時アーモンドミルク一択です。調べてみて分かったのですが、アーモンドは砕いてミルクになった状態を摂取する方がそのまま食べるより、効果的であるそうです。私自身、アーモンドをそのまま食べることはほぼなく、少し抵抗があるほどですが、ミルクにすることでより多くの栄養を吸収できると知り、これからさらにアーモンドミルクを飲む予感。

続いて、オーツ麦で作れられるオーツミルク。私は去年、スターバックスで取り扱うまで飲んだことのなかったオーツミルクですが、その時点でもうすでに欧米では「第3のミルク」と言われるほどだったそうで。海外ではオーツミルクの植物性100%、食物繊維が豊富、低糖質などの様々なメリットから注目を浴びていたようです。

オーツミルクは豆乳のように少し黄色味がかったお色で、個人差はあると思いますが、すっきりしていてあまり癖のないテイストです。海外カルチャーが好きな人は察するかも知れませんが、アメリカ人の朝食の定番である「オートミール」。アメリカ人のオーツミルクへの定着が日本より早かったのは、そもそもオートミールとしてオーツ麦を摂取していたというハードルの低さもあるかも知れません。

お料理などでよく使われるイメージのあるココナッツミルク。脂質が多いミルクになるので、そのままゴクゴク飲むには向いていないものになります。カレーなどの隠し味として入れることで、味がマイルドでコクのあるカレーに仕上がったりします。

そして最後はライスミルク。こちらはまだ飲んだことがないので、今回学んだことをシェアさせてください。名前の通りお米から作られているので、自然な甘みを感じることができるそうです。牛乳と比べると炭水化物を多く含むが低カロリーであるところがメリットです。まだ海外ブランドのものが多いですが、購入できる場所も増えてきているので、是非チェックしてみてください。

私自身、牛乳は好きでよく飲むのですが、このように植物性100%のミルクを選ぶことのできる時代というのは本当に良いなと思いました。アレルギーの人や乳製品を摂取しないヴィーガンの方がカフェに行った時にラテを選べないなんてこともあったのかもしれません。植物性ミルクはただの流行ではなく、しっかり日本にも定着してほしい限りです。

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